美か、さもなくば死を

美か、さもなくば死を
実はハヤシマリコってほとんど読んだことなかった。なんか結婚してからきれーになって、雑誌によくでてる作家というイメージだったのだけど、ぱらっと立ち読みしたらおもしろかったので。今週閉店の駅前の本屋で、「今までありがとう」の気持ちをこめて購入。(笑)
マリコ先生だからゆるされるけど、みたいなところもあり。
ちょっと先生、ファッション誌の師匠にながされすぎでは・・・と思った。執筆業のひとのわりには、見た目に神経つかいすぎか?とおもったり。しかし、それがちゃんと飯の種になってるんだし無駄はないのか。
南海のしずちゃんをぶすかわいい・・・というのにギリギリ20代の妹は反発。あれは「ぶすかわいい」ではないという。じゃあなに?個性的?ぶすかわいいって・・・パグみたいなもんか。
東京では、結婚してもいずれ不倫がまっている結婚生活、というのが常識なのだろうか。これ、いちばん疑問だー!地方でこれやったら、すぐにばれるであろう。まったくつながっていないとおもっていたAさんとBさんだけど・・・というのは地方の基本だし。(例えば、いつもヨガでいっしょのおじさんの娘と、私は同じ幼稚園だった。という事実をおじさんはどこでひろってきたのか謎だ。)
いったいどのへんの世代がマリコ先生を支持しているのか、ちょっと知りたい。
ちょっといらっときつつ、終了。なんとなく、マリコ先生の自慢話を一冊よんだだけのような。しかし面白いのがさすがだのう。