コッツウォルズ2日目

コッツウォルズ地方って思ったより田舎だ。というか、英国って銀行少ない。(スペイン比)スペインって、街だと100メートルおきに銀行か両替所があるんだよなあ。ウッドストックはかろうじて町だったので銀行がありました。先にそなえて、両替せねばなりません。
前夜とまったのはKings Armとかいうプチホテルで、1階にレストランがありました。夜はサッカー野郎がたむろしてたので遠慮したのだけど、朝ごはんはここです。マッシュルームがおいしかったのはここだったかなあ?
9時頃、町の散歩に出かけたら、郵便局の前にかわいい車がとまってるじゃないですか!映画にでてきそうなプリチーなオースチンでした。あわててホテルにカメラをとりにもどる。そうじのオバチャンがウッドストックの地図をくれたけど、もうすぐ出発なんだよ。でもありがとう。戻ると、オーナーらしきおじさん(というかおじいさん)と、通りすがりのおじさんが車談義はじめてました。オーナーさんに一応ことわって、撮影。どうやら、おじさんはコレクターらしい。ということは、田舎に広大な土地とお城みたいな邸宅をもっているのかも。

さて、チェックアウトのあと、初めてのナビ席です。ここからしばらくはサトコドライバー。なんせ田園地帯をだらーんと走り続けるだけなので、問題ないのです。40〜50キロのドライブの後、ブロードウェイの塔に到着。丘の上にそそりたつ4階建てくらいの塔です。まわりにはカフェが1軒あるだけで、あとはなにもない。牛とか羊がいるだけ。中に入るのはやはり有料。(どこでもどこでも!)700円くらいだった。
てっぺんに展望台(小さい)があって、望遠鏡があったけど、それも有料。眺めを満喫してから、塔の中の展示をさらっとながして、ふたたびドライバーに返り咲き。ここは人も少なくてよかった!

さらに10キロほど北上してチッピングカムデンをめざします。このちかくにヒドコートマナーとかいうところ(分かってない)のバラ園を見たいらしい。チッピングカムデンは観光地のくせに町の中に交通表示が少なくて、迷いそうになりました。奇跡的に中世マーケット跡にたどり着き、有料パーキングに駐車。ここで、インフォメにいったら、ヒドコートマナーは定休日だといわれる。ほかの植物園をすすめられたけど、結局散策だけして南下することにしました。
だいたい、たくさん予定にいれすぎなんだよ、妹よ。明日の10時には車を返すんだからね!
そんなわけで、一路南へもどります。たぶん、ここから1時間はドライブしたはず。次の目的地スローターズはこれがまた、そっけないほど静かな村でした。小川がながれてて、普通のお家の前にラベンダーのポプリが入ったカゴがあって、『1個1ポンド』とか書いてあったりして。(買った。)3時頃、遅めのランチにしました。穴場的な、田舎なのにきちんとしたホテルのテラスで。

そのあと、マナーハウスに泊まり損ねたカッスルクームに向かいます。もうすでに4時。かわいいテーマパークみたいな村だけど、すでに観光客の姿はなし。ここのマナーハウスでお茶したかったのだけど、ゲートもしめられてました。観光バス2台とまってた。もしかして、日本のツアー客じゃないの?とぶーたれながら宿をさがす。1軒だけあったホテルは一部屋だけあいてたけど、100ポンド以上したのでやめました。もう疲れてます。

レイコックにもどるか、バースにもどるか。レイコックのほうが近いというので、レイコックへ。ドライブの最初にたちよった村の、骨董品みたいな旅籠。そこに泊まることになるとは思いませんでした。
もうダブルルームしかなかったけど、きにしない。床は傾いてるけど、きにしない。1階はパブ&レストランになってたので、宿のおねーさんに交渉して、リンゴとバナナと、野菜を注文しました。
バナナとビールはあわないという事実を再確認しました。てっきりトマトでもくれるかとおもったら、にんじん、ブロッコリー、ズッキーニなどをゆでて持ってきてくれた。山盛り野菜と果物とビール1杯で3ポンド。激安でした。ここでも、聞いてへんのに隣のテーブルのおっさんが日本のサッカーの結果を教えてくれた。

ここでも夜になってから、パブでウィスキーを1杯もらって、部屋でのみました。よくわからなかったんだけど、ブレンドウィスキーだったみたい。あまりおいしくなかった。家庭的なホテルにとまると、お部屋のお茶セットが充実してます。ここでもクッキーがおいてあったし。

日本語サイトではここが充実
http://www.the-cotswolds.org/top/japanese/intro.shtml