UNDERWORLD

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うーん、ナンジャコリャー。というかんじの映画。ヴァンパイアと狼男の勢力争いだそうですよ、奥さん。スタイリッシュではありますが、それだけ。ヒロインのセリーン(ケイト・ベッキンセール)の演技がいまいちです。というのは、人間の男と恋におちるという流れにまったく納得がいかない。男の方はまだましですね。視線などに説得力あり。ケイトのほうが『脚本のとおりにやってるだけ』という感じで、まったくストーリー展開がうそっぽいの。男性の目からはどうかわかりませんが、女の目からは魅力がないキャラクターですな。ブロンドの女ヴァンパイアのほうがかわいくて好みです。
狼男たちが地下に潜伏しているのに対し、ヴァンパイアたちは屋敷で着飾ってくつろいでいる、という対比がおもしろかったです。狼男たちは階級が低い、ヴァンパイアは貴族、みたいな退廃的なかんじがこの映画の魅力でしょうか。ほめてるんだかけなしてるんだかわかりませんが、なんというか、中途半端。