忘られぬ死/アガサ・クリスティ

図書館で借りました。クリスティはどれでも面白い。これはマープルおばちゃまでもなく、ポワロ大先生でもないのであります。でも、レイス大佐は『開いたトランプ』で灰色の脳細胞のポワロ師匠と共演済み。自分の誕生日パーティで服毒自殺した美人人妻ローズマリー。でもそれは自殺ではなくて・・・という筋。だれでも犯人になりうる。みんな動機あり。この、死んでしまったローズマリーがきれいすぎて想像できません。男どもはみんなひとめぼれ、でも同性からはきらわれっぱなし、というのがありがちですね。