私の結婚に関する予言 38

私の結婚に関する予言38 日本ラブストーリー大賞シリーズ
本屋でちょっと立ち読みしたらおもしろそうだったので。ハードカバーで1000円だし。

29歳の女性主人公、一人称なので非常によみやすい。しかしいらっとくる。
この主人公、イェール大学出の看護士で、29歳にして訪問看護ステーションの社長なのだが、この自覚がない。大人の女としてダメダメ。
面接に来た若い男と世間話で両親の話をするとき、親のことをパパとかママとかいう29歳女社長、ありえん。
重要な決定をせまられると、すぐに私はただの看護士なのにー、とか逃げ道をさがす社長、ありえん。
しかも社員とデキちゃう社長、だめだろう!

まだ途中なのだけど、この社長のダメっぷりに挫折しそう。
彼女はけして世間知らずではないの。自分の専門分野ではすごくできる女なのだが、一般世間において子供すぎる。これって今の若い女性一般にあてはまるのか?
いやしかしね、私の友人だったとしても、「うちのママがー」とかいったらひくよ。関西ならそうね、「おかん」がゆるせる範囲でしょう。