KANADEHON忠臣蔵

花組芝居みてきました、久しぶりに。たぶん、前の公演は予約しわすれたので観なかったのよね。だからすごく久しぶり。
ここ一年は、商業演劇(スウィーニートッドとか)や歌舞伎にいってたので、嗜好がかわっててたのしめなかったらどうしよう!と不安だったのですが、だいじょうぶ、たのしめた!というか、すごく集中して観れたの。塩冶判官切腹あたりで、ほろっときたくらい。

こちらの記事のとおり、長い作品を2時間半で演じきるというわけで、展開ははやかったけどおいつけないほどではなく、きもちのよいアップテンポ。
塩冶判官が切腹のときに大星由良助(桂憲一)に、無念を目でかたってるところと、本懐とげた浪士たちのエイエイオーのシーンがとくに好きでした。
仇をうって、これから亡君の墓前でみんな切腹しちゃうのね、と。重いんだけど、みんな晴れ晴れとしてて、ぐっときました。日本の美です。うう・・・涙。

今回、花組芝居初心者にやさしく仕上がってたなーと思います。20周年ファンにも、新しいファンにも楽しい芝居だったと。
私はいつから観てるんだしらべたみたら、91年の夜叉ケ池から、全部じゃないけど。洗練されたなー。

花組芝居20周年記念公演 かぶき座の怪人 2007 [DVD]