ダン・ブラウン『ダヴィンチコード』

とっくの昔に読み終わってたのだけど、一応感想のみさらっと。
『デセプション〜』より面白かったです。しかし、やはり映画のノベライズみたいだな。ブラウンさんの書き方だけど、ぱっぱっと場面が変わってさきへさきへと読ませる技術はたいしたもんだと。アメリカのベストセラー作家って、パターンをきめて舞台と登場人物をちょこっとかえて書くのがお約束?シドニィ・シェルダンを思い出しました。どれを読んでもさほど差はない。(辛口)
本の内容よりも、蘊蓄で読ませるのですね。だから、本屋で『ダヴィンチの謎』とかそうゆう解説本買おうかと思ったもん。たくさん売ってるしね!本の最初に、「本書の団体とか宗教は事実に基づく」というような但し書きがあったのですが、その1ページすら私は疑ってます。そこから小説がはじまってないとは言い切れないし。(そういったら、親にあきられれた。)
さて、今は『天使と悪魔』(だっけ?)の上巻を読み終わったところです。『ダヴインチコード』とパターンは同じです。主人公でしょ、最初に殺されるのが有名人で、その娘とか孫娘とかが美人のボンドガールみたいので、あとは謎の暗殺者。となると、黒幕はすでに出てきて主人公の味方のふりをしているそこそこの権力者ということになりますが、どうでしょう?>よすむ