ミュージカル『スウィーニートッド』 シアターブラバ
これは観たいなー、とおもっていた作品だったのですよ。
http://eplus.jp/sys/web/theatrix/special/sweeney.html
ミュージカル『スウィーニー・トッド』は、“フリート街の悪魔”と異名をとる19世紀イギリスに実在したと言われている殺人理髪師スウィーニー・トッドをモチーフにしたミュージカル。フリート街で理髪店を経営していたスウィーニー・トッドは、髪の毛の代わりに客の喉を切り裂いた上に金品を奪い、さらに死体は隣の肉屋ラヴェット夫人に渡して処理、夫人は人肉を材料にミートパイを販売してロンドン中の評判になる……
なんかおもしろそうですやんか。リトルショップオブホラーズとか、ロッキーホラーショウとか、カタクリ家の幸福をおもわせる・・・とおもっていたら、スリーピーホロウだった。グロテスクやん。
完全に、スプラッタなコメディだと勘違いしていたら、濃い内容でしたわ。
スウィーニートッド（市村正親）は美しい妻に横恋慕する悪徳判事の陰謀で島流し。15年ぶりにかえってきたら、妻は死んで娘は仇の判事の養女に。で、パイ屋の女将（大竹しのぶ）と殺人床屋と人肉パイ屋で繁盛するという。
大竹しのぶ・・・歌唱力はやっぱり・・・と思ったけど、演技はひかってました。人肉パイでガッツリもうけても、陰惨さ残酷さはないの。一途でかわいい女なの。彼女は実はずっと島流しの彼にほれていたのです。
さて、人肉パイ。あれはイギリスの労働者の食べ物、コーニッシュペストリーなのね。私も１回たべたけど、『ポークを注文したんだけど』ジャガイモとタマネギばっかりで、お腹いっぱいになる頃にちょっぴリポークが。
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