deep tokyo

残念ながら、しんさんにあえなかった東京襲撃1泊+浜松うなぎグルメ旅終了。
原美術館のヨロヨロン展、15日にいく靖●神社、中目黒のおいしいフレンチ、そしてサロンの様な秘密クラブのようなお店でのひととき。ズーラシアにうなぎ茶漬け。めちゃくちゃ忙しい、濃い2日間でした。(買い物なし!)
ヨロヨロン展については言葉もないです。毒々しく美しく。

15日のディナーは中目黒の石丸館。
http://nakameguro.cc/c2/8/in/ishimaru.html
フランス生活30年の石丸シェフのお店です。おしゃれとか流行りとかそんなんじゃなくて、家庭的かつこだわりがある。6000円のディナーだったんですがね、シーフードのとろとろ(なんなのだ?)のアミューズもオマールのスープもおいしくておいしくて、それだけでも満足。お魚にはニンニクしっかりのソースでもうこってり。グラスでいただいた白ワインは我々のメンツ(女子3人)をみて選んでくださったのか、フルーティでした。
ちなみにこの日は原美術館のレストランでもスパークリングワインを飲んでいたので、2杯目です。
そしてメインのお肉。もうお腹いっぱいなのにでてきたのは、イベリコ豚の煮込みですよ、奥さん!まるで牛テールのようなとろりん具合でもう、舌もとろけそうでした。付け合わせのズッキーニもおいしかった。
でももうおなかははち切れんばかりだったので、デザートは辞退してカフェをいただきました。
石丸さんはけっこう個性派なので、万人受けする店ではないでしょうね。高級レストランの最高のサービスになれた人には、このざっくばらんさはダメかも。きっと材料にお金使ってるんだと思いますよ。だってオマール海老にイベリコ豚だもん。それで6000円だもん。しかも東京で。

さて、その後はお店へ案内してくれた大学の友人、マダムTが旦那様へメール。ムッシュTが待つお店へ。六本木ヒルズを遠くからながめ、コンビニで「ウコンの力」を買って飲み干す。これが良かったとおもってます。
方向オンチなのー♪というマダムが連れて行ってくれたのは雑居ビル。看板はなくて、会社の表札があるだけ。呼び鈴をならすとお店の女の子があけてくれました。

実際、そんな会員制クラブは珍しくないんだと思うけど、このお店にはママがいない。ちょいワル風なすてきなオジサマがオーナーさんで、オーナーの自宅に招かれたようなお店でした。まず自己紹介をさらっとしてから、オーナーが「とりあえずシャンパンで乾杯」とかおっしゃったのでクリュグを1杯。
アルコール苦手な妹ものどが乾いていたのか半分くらい飲んでたね。
上海出身の美しい才媛(日本とアメリカの大学に留学したそうな。)に見とれつつ、3時間も飲んでました。まるで上質な日本酒みたいだよ、とすすめられたのは最高級のウォッカショパン』で、ほんとにすっとのどをとおっていってびっくり。おいしいフランスワインもいただきました。スモーキーな香りでおいしかった!
この日はお盆だったので、他のお客様も少なくて、オーナー氏とムッシュTのお話も楽しくてすっかり長居。
ウコンの力でちゃんと自分で歩いて駅までいけました。いやほんま、普通ならワイン2杯とウォッカ2杯(ショットグラスだけど。)も飲んだらふらふらになるんだけど、ちゃんとホテルまで帰れた。はい、かえったとたんバタンキュ。4時まで熟睡してからシャワーしても一回寝ました。

翌日は早起きできたら泉岳寺にいこうとおもったんだけど、そんな夜をすごしたので(アルコールものこってるし)あきらめて8時過ぎにチェックアウトしてズーラシアへ。
お気づきでしょうが、東京までいって買い物してません。買ったのはヤスクニで買ったお守りと、美術館の図録だけだよ。浜松ではおいしいうなぎ茶漬けでグルメをしめくくりました。